2024.9.28
富士通コミュニケーションサービス株式会社 第二CXビジネス本部 CXサービス事業部第四サービス部 板倉 大亮さん
豊前職業訓練センター3階に、コールセンターがあることを知っていますか? 富士通コミュニケーションサービス株式会社は、市町村の遊休施設を活用する取り組みにより、2016年に豊前サテライトオフィスを開設しました。運営責任者である板倉大亮さんに、お話を伺いました。
キャリアアップのため、小倉から豊前へ異動
豊前サテライトオフィスでは、ECモール、パソコンメーカー、タイヤメーカー、自動車学校など、幅広い業種の業務を請け負っています。
普段、センターの運営管理やクライアント企業であるお客様の困りごとを解消するご提案活動に従事している板倉さん。「小倉のセンターに入社し、電話をとるところから始めて20年弱経ちました。現場を経て小倉でセンターの運営管理を行っていましたが、豊前サテライトオフィスの運営責任者を募集していることを知り、手を挙げました。スタッフの育成や商談に関わる機会が増えることから、成長できると感じたためです」と話します。
社員のキャリアアップを支援する社内求人の仕組みを利用して豊前へ異動し、現在は北九州から豊前へ通勤されているそうです。
「コール業務」だけではない幅広い仕事内容
「コールセンター=電話対応」というイメージが強いかもしれません。しかし、豊前サテライトオフィスではお客様の課題解決のため、システム導入の支援や、企業ホームページの公開FAQの調査・改善など多種多様な対応を行っています。
板倉さんは「お客様の課題解決や目標達成のため、伴走することが私たちの仕事の一つです。そのため、自分たちが支援できることを把握し、お客様に『こんなお手伝いができます』と提案していける方がこの仕事に向いていると思います」と話します。普段の仕事を通じてお話ししていると、お客様から「こんなことに悩んでいるんです」という声を聞くことも。その後ご提案し、新しい仕事につながったこともあるそうです。
職場の雰囲気を尋ねてみると「皆で協力して助け合う気持ちが強い」という言葉が返ってきました。女性がメインの職場で、働くお母さんも多数在籍している豊前サテライトオフィス。皆それぞれのバックグラウンドを理解した上で働いているため、事情があって仕事を抜けなければならない時など、各個人だけでなく職場全体で助け合おうという感覚が根付いていると言います。
新しいことにチャレンジし、会社と共に成長し続ける仲間を募集
開設8年目を迎えてもなお、豊前サテライトオフィスは日々成長を続けています。だからこそ、新しく入った方もチャレンジしやすい環境が整っているそう。最近は、進化し続けるAI技術を活用した自動応答など、新しい仕組みも増えています。
これまでの「富士通コミュニケーションサービス」が培ってきた経験、ノウハウを活かし、九州地区の各センターと連携して豊前でも対応できることを増やしていきたい、という板倉さん。「既存業務は、お客様の満足度を高められるよう日々改善を図っています。その上で、お客様の実現したいことを支えるサービスのご提案など、新しい業務も増やしていきたいと考えています。私たちと一緒に成長してくれる、新しいメンバーを募集中です」
※現在、募集は終了しています。
(板倉さん(写真中央)と平山さん(同左)、坂田さん(同右))
板倉さんってどんな人?
一緒に働くスタッフさんに、普段の板倉さんについてお聞きしました!
平山さん:板倉さんはいつもフラットで穏やか。何か問題が起こった時も相談しやすい雰囲気がありますし、業務経験も豊富なため、安心して頼れます。仕事中にはいつも「困ったことはないですか?」と声をかけてくれて、働くスタッフのことを気にかける気持ちが伝わってきます。
坂田さん:とてもしっかりした方なのですが、うっかり屋さんな一面も。休憩室の自動販売機で飲み物を買って、飲まずにテーブルに置き忘れてしまうことがよくあるんです。「板倉さんのですか?」「……はい、そうでした!」というやりとりをこれまで何度もしました(笑)「運営責任者」と言うと、とっつきにくいタイプの方もいるのではないかと思いますが、板倉さんはとても話しかけやすいです。皆が話しかけやすいよう、わざとスキを作ってくれているのかも(笑)